指導内容

指導内容

相手の心を尊重して導く。
これを体感する、体得する。

指導目標

心身統一合氣道の稽古を、何のために行うか。目的が明確になると、手段も明らかになります。単に技の形だけではない、人生万般に活かせることを身につける稽古です。

心身統一

心身をセルフマネジメントできるよう稽古します。

争わざるの理

争わずにものごとを解決できるよう稽古します。

プラスの氣

老若男女、初心者も上級者も和氣あいあい
の雰囲気の中、互いに学び合いながら稽古します。


座右の銘

萬有を愛護し、萬物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。
心身を統一し、天地と一体となる事が我が修行の眼目である。
(藤平光一「誦句集」1pより)

氣の原理(心が身体を動かす)

私達は心と身体を与えられえています。心の状態は身体の状態に大きな影響を与えています。 これを「氣の原理(心が身体を動かす)」と言います。 身体には形がありますが、心には形がありません。 そのため、現代では心の存在を忘れられることが多いですが、心は実在し、心の持つ力は極めて大きいものです。 心身を統一し、心と身体を一つに用いることによって、私達が持っている能力を最大限に発揮することが出来ます。

自然な姿勢(心身統一体)

自分の姿勢が不安定では相手を導くことは出来ません。稽古ではまず、自然な姿勢(心身統一した姿勢)を学びます。 自然な姿勢には自然な安定があります。反対に、不自然な姿勢、身体に力みがある姿勢や虚脱状態の姿勢には安定がありません。 さらに、様々な動きの中でも安定した心身を保てるように稽古します。 これにより、バランスの良い心身を得るとともに、姿勢を通じて周囲に与える印象が良くなります。 お子様であればバランスの良い発育を期待できます。

心身統一の四大原則

心身は本来一如です。天地自然と調和して生きていく(天地と一体となる)には、まず心と身体を一つに用いる必要があります。「心身統一の四大原則」は心身統一するための具体的な方法です。 これらは山の頂に至る四つの登り道のようなものであり、どの道を用いても目的地は同じです。

  • 一、臍下の一点に心をしずめ統一する
  • 二、全身の力を完全に抜く
  • 三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく
  • 四、氣を出す

心身統一合氣道の五原則

相手を自分の思い通りに動かそうとすれば、相手の心は抵抗します。そこで、相手の心を尊重し導くことが必要です。 心身統一合氣道には、「心身統一合氣道の五原則」があります。これに基づいて技を行うことで、身体の大きさや力の強さに関係なく、相手を導いて投げることが出来ます。 そのため、入門するのに年齢や男女は全く関係ありません。相手の心を尊重し導くことは、日常生活でも重要であり、経営者やリーダー、親御さんにとって不可欠な素養です。

  • 一、氣が出ている
  • 二、相手の心を知る
  • 三、相手の氣を尊ぶ
  • 四、相手の立場に立つ
  • 五、率先窮行
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心身統一合氣道会では「合気道」の表記について、「氣」という旧字体を用いています。
「米」は四方八方に広がる形であり、氣は出すもの、また氣は通うものであるという「氣の原理」に基づいています。


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